ハロウィン

友人のブログを見て土着のハロウィンから思いついた話です。

「東北の出羽三山の村々では、雪が降る前の時期になると、山伏が山より降りてきて、どぶろく徳利片手に「徳利をば取ろうぞ!」と叫び家々の前に立つ。
村人たちはその徳利に酒を注ぎ、その後山伏の祈祷を受ける。
村人はこの風習を「春憂い」と呼び、その年の冬安全に過ごせるよう祈るのである。
この風習の起源は、浜で助けた天狗から伝えられた物だとされるが、この時だけ山伏の頭襟が小さな南瓜に変わる理由は誰も知らない。」