おれってば天才だぜ〜!

柔道部物語(1) (講談社漫画文庫)

柔道部物語(1) (講談社漫画文庫)

 主人公の高校生、三五十五は先輩に騙されて柔道部に入ってしまう。仮入部では優しかった先輩が、本入部したトタン豹変。初日からしごかれ、さらに訳のわからない挨拶の仕方を練習させられて、バリバリの体育会系柔道部に入ったことを後悔するのであった。
 最初は体育会系のアホみたいなネタばかりで柔道部ギャグ漫画かと思ったら、すぐに真剣スポ魂漫画になって主人公の柔道一直線へと話は進んでいく。
 でもやはりこの漫画の魅力は、端々にあるちょっとしたギャグだと思う。高校の頃体育会系で、青春を過ごした人は読んでみてその頃を思いかえすのもオススメかも。