水曜のフォトショップと木曜のモデリングの授業が無くなって、「俺様の向上心に満ち溢れた学習意欲をどう処理してくれる!首に綱つけてでも連れて来い!この野郎!!(授業中止、ヤッホォォー!!)」と言えるほど、まだイタリア語は上達していません。(心の叫びなら〇 )


事務のマーラのところに学校のプリンターカードを買いにいったら、スペランザとビアンコというロイエッド最強変人教師コンビが居たので、覗いただけで出直しました。(うちの学校はIEDというのですが、みんなlo IEDと言うのでロイエッドとなります。)二人とも去年お世話になった、かけがいのない恩師であります。ビアンコは眼鏡をかけたフランケンシュタイン、スペランザはチョビ髭の怪しげな興行師といった感じです。

で、出直してカードを買うと、マーラのパソコンに貼ってあるポストイットに描かれた車のスケッチが目を引きました。マーラズカーとか書いてあるので“俺のマーラにまた悪い虫がついているようだな、成敗してくれるわ!”と思いましたが、結構上手いので「誰が描いたの?」ときくと「×××よ、あたしの彼氏」と言われたのですが、「知らないや、三年生?」というと「ピニンファリーナで働いているの」とのお答え。失礼しました。ピニンファリーナとは世界最高峰のカーデザイン会社のことです。失恋とピニンファリーナのダブルショックで事務室を後にしました。

とかくだらない事書いていたら、かぜひきました。


酒を飲み過ぎた翌日に、イタリア人たちに「調子はどうだ?」と聞かれ、「頭がいたい」と答えたのですけど、さらに翌々日「まだ頭がいたい」と答えると「まだ、痛いのか?ちょっと長いぞ。」と言われました。それで「日本では、酒の飲み過ぎで頭痛がするときは“二日酔っ払う”と言うんだ。」と答えると、「ああ、そうか」と、不思議とすんなり納得しました。でも「二日酔い」も飲んだ翌日までという意味ですよね。口三味線はうまくなったようです。