同情するなら鍵をくれ!

昨日は朝から大家がガサゴソやってました。なんか部屋を改築するので一度住民皆追い出されることになったのです。そんな訳で同居のチュニジア人の部屋を片付けてました。
しかしこのチュニジア人訳が分からないです。なんか一部屋に三人ぐらい居るし、たまにパンや牛乳は飲まれるし、かなり怪しかったです。

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しかし部屋はそんなに安くない所なのに何故奴らが住んでいたかも謎でした。どうも家賃も滞納してたみたいです。
そんなこんなで大家の強制退去作戦が始まったようです。まあとりあえず、部屋の持ち主を朝追い出さし、そのあと荷物をまとめていました。大家にゴミ捨てるから何か手伝おうか?と言うと、後でチュニジア人が取りに来るから良いと言います。

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しかし夜になっても取りに来ませんでした。
そしてその後大家と息子たちが来て、段ボールやビニール袋を外に捨ててしまい、最後に玄関の鍵を変えたからもし奴らが来ても開けないようにと言って去って行きました。今日の朝玄関に荷物は外の道に置いてあるみたいな貼り紙を見たら笑ってしまいました。
ちなみに保証金の150ユーロはちゃんと戻ってきました。

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まあそんな訳で、ついに家なき子です。同情するなら鍵をくれ!って感じですか。このギャグイタリアじゃ通じないな。

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で今トリノに向かっているのですが、ボローニャで乗り換えだったので降りて駅員にどこのホームがトリノ行きか聞いてついて行ったら、前の電車にリュックを忘れたこと思いだしました。幸い電車はまだ停まっていたので間に合いました。しかしああいう時人間は凄いスピードで動けるのですね。普段全然運動していないのに。

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そんなこんなで次の電車にのってトリノに向かう途中ですけど、このあたりの風景はペルージャがあったウンブリア州とは大分違うな。ウンブリアは山ばかりだったけど、ここはスゴイ広い平野が続いてる。