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- アーティスト: Bill Evans,Scott LaFaro
- 出版社/メーカー: Ojc
- 発売日: 1990/10/17
- メディア: CD
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大学の頃「音楽論」という授業があった。一年の頃取とった授業なのだが、かなり楽に単位が取れるという噂を聞いてとった。確か一番最初の授業か、学期始めの授業だったと思う。その教授が授業で紹介したのが、この曲。この教授、学期始めの授業はいつも自分の好きなジャズの曲を紹介するらしい。聴いてみると知った曲だった。
昔の我が家は父がいつも一番早く起きるせいか、朝はいつもテレビのチャンネルがNHKに固定されていた。その後母が朝の連ドラを見る流れになるのだが、そこの番組紹介のBGMにこの曲を使っているのを思い出した。その頃はクラシックの曲だと思っていたが。
教授曰く、これはビル・エバンスが姪のデビーちゃんのために作った曲だと言う。そしてこのアルバムのジャケットのシルエットはそのデビーちゃんじゃないかと思っているとも言った。そう言われるとこのジャケットがとてもいいように見えるから不思議だ。
結局、ビル・エバンスは麻薬が元で体を壊し死んでしまうのだけど、そんな風には見えないメガネをかけたサラリーマンのような容貌とこのやさしい曲の対極さが不思議だ。
ちなみにこの教授の音楽論、他のときの授業はクラシックの話をしていたと思うのだけど、音楽学のおの字も知らない、私にはさっぱり分かりませんでした。
さて、この数日また、風邪ひいてしまいました。そんな訳で家に篭りっきりです。トリノの冬はオレには合わないのかな?