第一阿房列車 (新潮文庫)

第一阿房列車 (新潮文庫)

ウィキペディアと言うインターネットの百科事典みたいので、トップのページにシャーロックホームズの紹介文があったので読んだら、面白くてそのままリンクを流れて、夏目漱石内田百間と梯子してしまいました。特に内田百輭の記事は良かったです。「1967年(昭和42) 芸術院会員に推薦されるが、断る。辞退の弁は「イヤダカラ、イヤダ」として知られる 」しびれます。


しかしトリノ、オリンピック盛り上がってます、工事現場が。結局終わらなさそうな工事がいっぱいあるんです。でもせめて駅前だけは、と言うことでしょうか、ポルタヌォーバ駅前の公園のところのフェンスは徐々になくなってきて、急ピッチでやっているようです。今日午前中ちょっと駅前に行ったら、すごく印象が変わっていたのでびっくりしました。でもこれが本来あるべきの景色のようです。トリノに初めて着いたのは去年の夏ごろで、そのときからずっと工事中だったから、いつの間にか駅前は汚いという印象が付いていたようです。駅前の工事は開会日までには終わるかな?


で、午前中は画材道具を買いに画材屋まで行ったのでけど、無茶苦茶高くてびっくりしました。修正液も、スプレーのりも日本の倍ぐらいしました。よく、日本は物価が高いのだろう?とかイタリア人とかが言いますけど、どこが高いのか分かりません。画材に関しては日本のほうが全体的に安いし、レストラン行っても高いし、電気製品も高いし。まあ、家賃は安いのでしょうが、これは東京と比べるのはちょっと状況が違うような気がしますので、良く分かりません。でもパスタは安いです。あと酒。ビールが660mlで、安いのは50円ぐらいから売ってます。いつも100円ぐらいの飲んでます。


そして今日はこれからスケッチの試験です。まあ、課題の作品を持っていって見せるので、もうやることはないのだけど、緊張しますね。そういえば外国人学生にイタリア語を教えてくれてる先生のロベルトにテストが怖いと言ったら、テスト前の恐怖や不安は良いことではないと言ってましたけど、やっぱり不安です。この前イタリア語の授業で読んだ文章は、イタリア人学生たちのテスト事情みたいな文だったけど、あれは気を使ってくれて用意してくれたのかな?内容は、学校の試験は人間性を裁くようなほど重要なものではないとか書いてありました。