■
どかどかと引越しが続いています。これまでで5往復したかな。それにしても今日の荷物は重かったです。食料と衣類をトランクに入れて持っていったんですけど、食料がすごく多かったです。大半が親から送られてきた日本食の類なんですが、これがすごい量。カレー粉は6箱ぐらいあったし、すき焼きのタレやらうどんの汁、フリカケ、出汁の素、鰹節、オタフクソース、と何でもござれでした。よっしゃいっちょ、日本食レストランでも開くか。
しかしこのくそ重たいとランクを、階段を使って最上階の自分の部屋に持っていくのも一苦労でした。知らない間に荷物が増えてたなぁ。
今日からいよいよ、新しい家で寝泊りします。布団も皿もフォークもこれから運びますし、食料もほぼ運びました。さて、どんなものかな新しい家での生活は。予期せぬ難点があるかどうか。
- 作者: 池波正太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1983/12
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (5件) を見る
この本読みました。父の敵討ちのため長い間放浪し、疲れきった武士が、もののはずみで煙管師を殺めてしまい逃げたところから物語は始まります。そしてその後、帰ってきて煙管師の父が死んだと知って、身寄りがなくなった幼い娘の人生、逃げた武士のその後の裏の世界での人生、二つの人生が主題となって時が進んでいく話でした。しかしその後いろいろ困難はあるけど、最後にはなんとなく釣り合いが取れるという、池波正太郎らしい暖かい人生観で良かったです。