今学校で、パソコンを使って3Dのモデリングをやっています。なんか作って間違えて消し、また作っては消しで、賽の河原のようです。遅々として進みません。仮想三次元地獄ですね。


ところで1ユーロ160円ですか、この時期に航空チケットを買うのは痛手だなぁ。でも遅くなるとその分高くなるだけだから、買うしかないか。ここ一二週間で下がったとしても、5円とかそれぐらいしか下がらないだろうし。

しかし問題は来年の授業料だよな。次の6月末までに収めれば、安くなると言う相変わらずどっかの英会話教室のキャンペーンみたいなやり方は気に食わないけど、そうも言ってられないしな。六月の末までにユーロ安くならないかな。

しかし、何がどうなっているんですかね。俺が一昨年イタリアに来た時は、1ユーロ130円なんて時もあったのに・・・・しかしあれから、もうすぐ二年たつんだなぁ。この前来たような気がするのだけど・・・・と感慨に浸ってる場合じゃなくて、1ユーロに30円のひらきがあれば、100ユーロおろした時に1万3千円が1万6千円で、3000円の差額が出まっせ。3000円あったら、小学生が半月駄菓子屋で遊んで暮らせるおかねですわ、どないしてくれます。ホンマ、鼻血も出ませんわ。


最近気付いたことなんですけど、うちのクラスのロベルトをここ三週間ほど見ていません。確かにロベルトは前からサボり癖があって、成績のほうも良くありませんが、ここまで見なくなるのは初めてなので、もう来なくなったのかとみんな思っています。ロベルトは最初に見たときから、変な感じのやつではあったのですけど、他のイタリア人が馬鹿にするほどの奴とも思えません。まあ確かにロベルトは、授業中先生に的外れな質問をして他のクラスメートが頭を抱えて「頼むから黙っていてくれ」と困らせたり、知ったような口を利いて間違ったことを言ったりするのですけど、悪い奴ではなくむしろお人よしの部類に入るので、俺は特に問題はないと思っています。しかしこのまま行っても、来年は進級できそうもないから(前期でかなり落第点を取っています)、辞めるなら早いほうがいいのかなぁ。そういえば、俺が話した二次大戦のときにドイツ、イタリア、日本の同盟国で同士をRoBerTo(RomaBerlinTokyoの略)と呼んでいたという話を信じて、メールアドレスをro_ber_toにしていたなぁ。あの話今考えると、よく出来た作り話のような気がします。


夜九時頃家に帰ってくると、玄関の前で三人の中年のイタリア人が話しをしていました。見た感じそのうち二人は向かいの家の夫婦で、あとの一人は多分同じアパートの奥さんのように見えました。そういえば良く考えたら、向かいの家の人たちに引っ越して来てから一度も挨拶してなかったです。隣の家のイタリア人は、大家から鍵を貰った初日に偶然会って、大家から紹介されたから挨拶済みでしたが、向かいの家の人たちをはっきりと見たのは、今回が初めての気がします。

今更になって、なんで挨拶しておかなかったのだろうと思い返されます。例えば泥棒が入って困った時とかに(実際やってきたのですが)、近隣の人に助けを求められると言うことも考えられるのに。そう考えると日本でも常識なことはイタリアでも常識ですね。まあでもなんとなく、引っ越した時の心情も想像できます。多分例によってお得意の、イタリア語喋りたくない病だったんだと思います。しかし、もう住み始めて5ヶ月以上経つな、今更挨拶しても遅いか?まあ機会があったらしてみるか。もしかしたらその辺は外国人ということで許してくれるかもしれないし。