やりました!WINDOWSのコントロールパネルの言語オプションをいじったら、家のイタリアのパソコンでも日本語が書けるようになりました。すばらしいです、遠い異国の地で懐かしい友人にあったような感じです。いやー不思議な気分だな、右下のツールバーにひらがなの“あ”が書いてありますよ。キーボードの配置がイタリアバージョンだから、“ー”のマークや“?”のマークの位置などが日本のパソコンと違いますが、その辺は勘でどうにかなるようです。これで日本に持って帰ったときも問題なく使える。

もし海外で外国語のWINDOWSパソコンを買って、日本語が打てなくて困っている人は、このサイトに行ってください。

http://www.nihongo-ok.com/

動画でわかりやすくやり方を説明してくれます。説明しているオジサマの声もナイスダンディーです。しかしWINDOWS Me以前のバージョンはIMEのファイルをダウンロードしなくてはいけないようです。いやもう知ってるよ、ていうか常識だし、という方はさっさと寝てください。ちなみにこの設定をしてもパソコンのコマンド表示はイタリア語のままでした。要するに日本語の読み書きができるようになったのです。さすがにそこまではやってくれないですか。


さて、やっとこ昨日でスペシャルプロジェクト、三人乗り小型車のプレゼンテーションが終わりました。二週間ちょっとの課題だったからまだまだクオリティが低い物なんですけど、終わらせることはできました。

下のが今回やった車のデザイン画です。課題の先生によると、ウインカーのデザインが50年代風で古すぎるようですが。

フィアット系の会社CentroRicerceFiat(フィアット研究所?)のプロジェクトらしいのですけど、なんかトヨタっぽくなってしまいました。見た目にはただの小型車ぽいのですけど、中が三人乗りなのでその辺色々ドアなどに特別な仕様がついてます。この後はどうなるか誰もよくわかりませんが、今回これなかったCentroRicerceFiatのお偉いさんが来週来るので、もう一回プレゼンテーションがあります。プレゼンテーションボードはもう少しいじれる時間があるようです。ガマ蛙に似ているからGAMAという名前にしようかと思ったのですけど、いつもつける名前が日本名というのも気がひけてまだ迷っています。

今回も相変わらずの徹夜で、翌日の朝に印刷所に駆け込むといった感じでした。プレゼンテーションの後は、家に帰って飲む約束をすっぽかし、4時間ぐらい熟睡してしまいました。


ミケーレが以前に、「日本名がほしい。俺の家の紋章は鷹だから(本当は鷹じゃないけど、そっちのほうがカッコいいからミケーレが勝手に変えたのですが)、鷹を入れた日本名を考えてほしい」と言われました。それで悩んでいると「じゃあ、日本語で鷹が飛ぶはなんて言う?」といわれ、「飛ぶ鷲」と答えてから彼の日本名は「トブワシ」という素晴らしい名前になりました。鷹と鷲を間違えたのも致命的なんですが、この前見た布製のキーホルダーにはご丁寧に「トブウァシ」と刺繍してあり、”どうしたんだ、それは?”と聞いたら、友達のフィリピン人ハーバルトが作ってくれたようです。(ハーバルトはちょっと日本武術用品店で働いていて、ちょっと日本語ができるのです)


いやー、どんどん間違った方向に進んでいるようです。せめて「飛鷹(とびたか)」とかにしておけば、忍者っぽくてもうちょっと日本風だったのですが、もうこうなったら仕方がないか、あとはこの変な名前をタトゥーにしないことを祈るばかりです。

ちなみにミケーレと一緒に住んでいるマッテオの日本名は、「トニー カタナ」だそうです。マッテオが勝手につけました。突っ込みどころが多すぎて、ノーコメントです。