中沢家の人々・完全版

中沢家の人々・完全版

最近落語聴いてます。世の中えらいもんでインターネットでフジテレビの「お台場寄席」なんてサイトからただでダウンロードできまして、他にもニフティの「ぽっどきゃすてぃんぐ落語」というところからも落とせて、片っ端から落とした落語を聴きまくってます。

それで特に面白かったのがこれ。古典落語とは違い、三遊亭圓歌師匠の新作落語でして、内容は普通に自分の家にいる爺さん婆さんの悪口を言ってるだけの感じなのですが、聞いているうちについつい面白くて笑ってしまいます。しかしやっぱりしゃべり方がいいな。他の人がやったらこうは上手くいかないでしょう。まあ落語の内容もこの師匠の爺さん婆さんの話だから、身内じゃないとこうは面白くならない。でもやっぱり名人という人の話は引き込まれます。古今亭志ん生なんていうのも名人だとは聞いていましたけど、「芝浜」なんていう夫婦人情話を聞くと最後はしんみりしてきます。

しかしこのブログ、もうイタリアなんだか、どこなんだかわからなくなってきましたねぇ。イタリアに来て、日本の時代小説読んだり、ミラノで盆栽園芸店行ったり、仕舞いには落語聴いているんだから、何しにきたんだか。これで日本に帰ってイタリアについての本を読み漁ったりした日には、本末転倒ですよ。まあ近くにないと思うと急に恋しくなる、人間なんてそんなものか。

ああしかし、結局週末は卒業制作のいいアイデアが出なかった。でも、ここまできたらじたばたしてもしょうがねぇ。なるようにしかならんですわ。まあ車のデザインだけに、調子が乗れば早いでしょう…面白くないですね、はい。