今日は卒業制作BMWの三回目のプレゼンテーションでした。前に16あったチームが12に絞られたと書いたのですが、今回は12あるグループがここで8チームに絞られることになっていまして、結果俺とマッテオのチームは通りました。これで1/4モデルを作ることが出来ます。はっきり言って、奇跡に近いです。あれだけヘタなデザイン画しか描けない俺たちに、誰がここまで残ると予想が出来たでしょう。まさに大穴万馬券状態。

まあしかしはっきり言って俺たちのデザインした車は、他のチームとはだいぶ違っていて、なんか蚊みたいな車になっているのと、コンセプトがしっかりと決まっていて、何が言いたいのかはっきりしているのが、BMWのデザイナーにはウケたようです。

しかし幸運だったことは先週から、プロジェクトが通らなかった他のチームのアレッサンドロが我々のチームに入ることになって、これがとんだ拾い物でした。アレッサンドロはデザインを描くのは上手くないけど、パソコンで3Dのモデルを作ると素晴らしい才能を発揮しまして、今回はなんと我々のモデルは一日半で仕上げると言う快挙をなしまして、これでだいぶ助かりました。あとマッテオはデザインはあまり上手くないのに、どういったデザインに仕上げれば良いのかということがしっかり見えていまして、たいしたものだと思いました。俺一人だったら、絶対あんな車にはなって無かったです。とりあえず今回のチームは俺にとっては、とても運が良いようです。

次は6月の末、モデルを仕上げて最後のプレゼンテーションとなります。まあここまで残ったんだから、あとはどうでも良いか。気楽にやります。

写真は徹夜明けの昨日の明け方、マッテオのアパートで。手前がマッテオ、奥がアレッサンドロです。ビール片手にみんなで徹夜でした。