BMWの卒業制作が終わりました。昨日のプレゼンテーションには、BMWドイツ本社のチーフ・デザイナーのクリス・バングルとX6の若干若手デザイナー Anders Warming、あとデザイナーじゃないけど多分かなりえらいポストのトーマス(すんません、どんな人だか聞いてなかったです)が来てました。

今回俺たちがやった車はかなり他と違ったせいか、順番の最後にプレゼンテーションをやりました。これまでのプレゼンテーションではマッテオに任せて、ほとんどしゃべらなかった俺ですけど、今回はがんばってしゃべりました。(イタリア語ですけど…クリスとWarmingはイタリア語を理解するので)

結果は多分まあまあでした。特にトーマスさんは俺たちの未来の都市に対する考え方に興味を持ってくれたらしく、プレゼンボードをしげしげと眺めていました。クリス・バングルはインテリアのデザインを「良いね」と言ってくれました。

多分他の人たちが実物のモデルを見たら、車の概念から外れすぎていて、変なものにしか見えないだろうけど、コンセプトと未来に対する考え方、何故こういった車になったのかと言う理由はすごく強かったので、その辺はとても評価してもらえたと思います。プレゼンテーションが終わったあとにBMWの三人と握手をしたのですけど、クリス・バングルがウィンクしてくれたのは忘れられません。(って握手するときは全員にウィンクするのかもしれませんが)

俺とマッテオとアレッサンドロ、今回のチームはそれぞれの力の足し算ではなく掛け算ぐらいの勢いの力が出たようです。まとまりが良かったです。


そんな訳で学校はもう終わりです。卒業式は7月5日です。