出張から帰ってきて、家に着いたのが23時。
駅からアパートまでの途中の線路のガード下の脇に、白と黒の猫が伏せていた。
顔は普通ぐらいの大きさだが、胴体が異様に大きく見えるので一瞬びっくりした。
立ち止まってみると、死んでいる様子は無いが、まるで動かない。
近づいても逃げる気配も無い。
やはり死んでいるのでは?と思って、触ってみると暖かく息もしているが、頭を触っても本当に動かない。
ああなってくると、一種妖気が漂っていて、妖怪のような気もしてきました。


そのあと、影のような黒い猫も見たけど、そちらはこっちに気づくとさっさと逃げていきました。
しかし、いま住んでいる所は、狭い路地の住宅街で、一番奥のアパート方は川のふちだからそこで袋小路です。
なので、この辺りの道に入ってくるのは、配達のクルマと住民だけと言うところです。
非常に静かで、猫たちにはとても良い住処のようです。
そして仕事の帰り道などでは、ここだけ時間が止まっているような気がします。


でも家に帰ってきて、茄子に水をあげようとしたら、あるはずの二つの実が無くなっていて、それぞれ下の方に二つに割れて、落ちていました。
明日朝明るくなってから検証してみないと分からないですが、動物か人間かが問題ですね。
それとも自然に落ちて、真っ二つに割れる性質があるのかな茄子って?と思ったのですけど、栄養剤で突き刺していたアンプルも何本か引っこ抜かれていたので、どうも自然ではないような気がします。
動物なら対策を立てる等しますが、人間だと厄介で面倒くさいです。
子供と言うことも考えられますが、そうなると親もいるし、やはり面倒くさいですね、いまの世の中。
動物だろうが人間だろうが、意味がないくだらないことをする。
どうせやるなら、実ごと目のつかないところに持って行けばいいのに、面倒くさい。
そういえば実家の庭は道路に面して、特に柵も無くあるのですけど、植えた花を株ごと持って行ってしまう人が、良く居るそうです。
花とか植える人っていうのは、心が豊かそうですが、そういうことをして自分の家に持って帰るという行為はまでして、花を植えるという神経は脱帽をいたします。
アパートの茄子を玩んだものも、食べ物を粗末にすると罰が当たる。