どうもちょっと遅いのですが、あけましておめでとうございます。不躾ですが、知り合いの方々もこれを新年の挨拶としてすませさせてください。メールを送る時間がちょっとなくて・・・。

元旦はミラノのミケーレの家に厄介になって年を越しました。ミケーレの親戚たちも居てかなりイタリア語をしゃべらなくてはいけない状況だったのですけど、分からない話は笑ってテキトーにごまかしました。しかし食いながら話していることは、また食い物の話とイタリア人は本当に食べることには情熱が熱いです。すごく素材とかどこどこの特産だとかこだわりますね。イタリア人の男にはこれに車と女の話がさらに加わります。

そんな訳で大晦日の夜はホント食って食って食いまくるという感じで、年が明けてカウントダウンをした後は、花火をやるといった感じでした。ミケーレいわく、ナポリでは爆弾のような花火を猫車で運んできて、年を祝うそうです。そんなんで死人も出るそうです。興味のある人はナポリで年越しもよろしいかと思います。


2日はミラノの科学技術博物館みたいなところに行きました。レオナルドダビンチの展示や、昔のカメラ、自転車などが置いてあったのですが、果ては飛行機、汽車、船まで置いてあって、ノスタルジックカー好きにはたまらないところでした。今置いてあるもので一番の目玉は、潜水艦のTOTIでこれはヴェネツィアから川を上り、さらにクレモナから陸路に引き上げられ、トラック毎夜ミラノに向かって運んだという代物です。その時は行く先々でお祭り騒ぎだったようです。

本当は潜水艦の中に入って見学したかったのですけど、予約が必要らしくミケーレは「残念だが、次に機会があったら予約してみよう」と言いました。俺のために気を使っているのかなと思ったら、ヘルメットをかぶって中に入っていく子供たちを見て、「俺も見たいなぁ・・・」と言っていたので笑ってしまいました。


しかしミケーレの家の両親も親戚も良い人で、良かったです。特に親父さんは人が良すぎると思えるほどやさしく、ミケーレももうちょっと親父さんに気を使っても良いじゃないかなと思いましたが、多分まだうっとおしい歳なんでしょうか。