今朝、10時ごろまで惰眠をむさぼっていると、ウチの家のドアをガチャガチャやっている音が聞こえました。なんだろう?と思い起きてみると、ドアが開いたじゃないですか。するとドアを開けた人物は、中に俺がいることに気がつくと、「マッシモいる?」と言うので、俺は「いないよ、ところで誰だ?マッシモって?」と言うと、「いや違う、下だ」とそいつは言い、ドアは閉まり階段を降りていく音が聞こえました。

こう書くとまるで夢の中の話みたいですが、夢じゃない証拠に、見てみると玄関の鍵穴が無くなってました。そこで寝起きの俺は、もしかしたら鍵屋が来て、俺の部屋と他の部屋を間違えて、鍵を取り外したんじゃないか?とぼけっと考えました。それで外に出てアパートの下を見てみると、トラックが停まっているので、そこにいる二人に「俺んちの鍵、取っていった?」と訊いてみると、「いや、違う」と言うのです。

仕方が無いので下に降りてみると、確かにこの二人はアパートの一階をアトリエにしている人たちで、違いました。そこで「俺んちの鍵取っていった奴がいるんだけど、誰か見た?」と訊くと、「違う違う俺たちじゃない、見てないよ。俺たちいま来たんだ。」と言うではないですか。ホント変です。俺の鍵穴を持っていった奴はどこいったのでしょう。

仕方が無いので、家の近くにある不動産屋に電話すると、「分かった、5分で行く」との答え。15分後に、不動産屋の兄ちゃんが来ました。まあ兄ちゃんが来て、俺が「泥棒?」と訊いても「分からない」と、二人とも何が起きたか分からない状況だったのですが、とりあえず問題は、玄関に鍵がかからないので俺が外出できないと言うことなので、なるべく早く鍵屋に来てもらうということにしました。

その後、直しに来た鍵屋のおっちゃんいわく、鍵のシリンダーが外に出ている奴だから、簡単にプライヤーなどで挟まれ、折られたんだと言ってました。新しいのは外に出てない奴にしてくれました。午前中は泥棒の仕事時間だそうです。


しかしやっぱり、泥棒ですよね。鍵屋だって鍵を取り替えるときは、まず家のベル鳴らして、家の人に尋ねてからやるよな。いやもしかして、マッシモ家は毎回鍵穴を道具で取り外して入るのかな?まあこれからは、もうちょっと用心しよう。家にいる時は内鍵もかけよう。盗まれて困るものは、外出するときは隠そう、あまり意味なさそうだけど。

ところで今回は、結果的に泥棒に物を盗まれてしまいました。奴は、鍵穴だけ盗んで行ったよ・・・・と上手くまとめてみました。いや、ホントは怖いですよ。もしかした泥棒、このアパートの住人かな?