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ラジオを聞いていたら、日本の桜をテーマにしていました。日本は三月末辺りから桜の祭りをすると言っていたのですけど、そういわれると花見は祭りだなと気付きました。どうやら日本の桜祭りのように、イタリアにもそういう伝統的な風習はないのかという趣旨のようです。
番組は桜前線のことにも触れていて「SAKURAZENSEN」と言ってました。世界中見ても、ドミノ倒しのように花が南から北へ開花していく国も珍しいんじゃないですかね。しかし日本人はこの季節のためだけに、ソメイヨシノを日本中あちこちに植えてきたようなものですね。この季節だけはイタリアに居て損した気がします。
そういえば「マスターキートン」で、戦時中に日本の捕虜収容所に収監されていたヨーロッパ人が、何十年か経った現代にその場所を探しに来るという話があったのですけど、そのラストシーンで満開になった桜の木を見て、本当は自分は、この木を探しにきたのだということに気付くのですが、いつも桜の季節になるとこの話を思い出します。あの満開の桜を見たら、外国人だってそうそう忘れられるものじゃないですよね。今年は開花が早いんですかね?この巻あたりだったかな?
- 作者: 勝鹿北星
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1994/01
- メディア: コミック
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