なんかよく分からないのだけど、忙しいです。次から次へとプレゼンテーションが山積みになってきて、三年生の前期はこんな感じのようです。でもここらで一つ一つしっかりやっておけば、作品集に使えるものが多くなるから踏ん張りどころなのですが、日によって調子が出なかったり、疲れていたりで、なかなかうまくいかないです。


スーパーで袋詰めの野菜を買おうとしたところ、手前に古いのを置き、奥に新しいのを隠しているのが抜け目ないなと思いました。

トリノはかなり寒くなってきました。学校の中庭で一服していたら、寒いのでアンドレアに“ジャケットなしで寒くないのか?”と聞いたら、「全然」と言ってました。リミニ出身のジュリオが居たので“トレンティーノトレント人)は狂ってる、リミネーゼ(リミニ人)と東京ネーゼ(東京人、本当はこんな言葉ありませんが)には寒い”と言いました。リミニは通称イタリアのマイアミと言うそうで、イタリア中部の東海岸アドリア海に面してあるのですが、行ったこと無いからイメージ的には暖かそうだと思ってます。それに比べてイタリア北東部のトレントからさらに山奥、ロンコよりやってきたアンドレアにとってはこんな寒さ、寒いとは言わないようです。しかも地元じゃあ、もう雪が降っているそうです。


ラジオで最近までよく耳にするIKEAのCMがあったのですけど、終わってしまったらしくうろ覚えなのですが、内容が少し違ったらすみません。そのCMは、ある外国人がイタリアのカフェに入ってきて、「スミマセン、コーヒー1杯イクラデースカ?」と始まり、イタリア人の店員が「いや、場所しだいだよ、カウンターは0.8ユーロ、テーブル1ユーロ、テラス2ユーロ、夕食時4ユーロ、夕食後6ユーロ、夕食後満席時8ユーロ…、ところであんたどこから来たの?」と尋ねます。そこで外国人が「アメェリカ」と答えると、「ああ、アメリカ人。それじゃ10ユーロ、…でもニューヨーク?」「ハイ」「じゃあ、12ユーロ」という感じです。

IKEAスウェーデンの会社だからイタリアを皮肉ったような気もするのですが、言い分としては買い物の時ちゃんとした値段を払っていますか?と言うことだそうです。もちろん大袈裟なんですが、イタリアでは確かに場所や時間で値段が追加されることがあります。そういえば前に、家でミケーレとジュリオに日本茶を飲ませたときに、ジュリオが「ありがとう」と言ったので、“うん、1杯5ユーロだよ、でもソファーなら8ユーロだね”と言ったら、ミケーレが「イタリアのことよく分かっているじゃないか!」と言ってました。