日本一周「旅号」(ミステリー・トレイン)殺人事件 (光文社文庫)

日本一周「旅号」(ミステリー・トレイン)殺人事件 (光文社文庫)

ミステリー小説と言うのは別に趣味じゃないのですが、そろそろトリノで手に入る本もえり好みが出来なくなってきているので、たまに読んでいます。しかし確かに読み始めると、止まりませんね。しかも誰が考え出したのか知らないけど、旅+殺人事件推理というのはまた上手くはまっていまして、旅情気分を味わいつつ、推理小説も味わえると言うのは、不謹慎ながら良い気分転換にはなります。これが、「品川大森殺人事件・回る旋盤から聞こえる歪みの音は、旋盤職人のダイイングメッセージ」と言うと少し、盛り上がりに欠ける感じがします。旅は非日常だから、良いのでしょうか?