イルカと墜落 (文春文庫)

イルカと墜落 (文春文庫)

これ読みました。
表題のとおり、作者の沢木耕太郎がアマゾンに行って、イルカを見て飛行機が墜落するという話です。
こう書くとさらにわけが分かりませんね。
まあタイトルのイルカはそれほど重要ではありませんが、墜落は文字道理乗っていた飛行機が墜落するという話です。
墜落しても生きてこうやって本を出しているのですから、まあ助かったという話です。


しかしこういう他人の旅先危機一髪話みたいのは面白いなぁ。
他人事だから笑い話で楽しめるのかな?
まあ自分も助かれば、あとあとネタとして笑い話にするけど。

そういえば、ほかの本で沢木耕太郎が書いていたけど、海外に行って日本の活字が恋しくなると書いていて、旅先で本を交換したりすることがあるとあったけど、その利点としてはそんなときでしか手に取るはずがなかった本が読めることと書いてあって、トリノのマンゲツという本屋を思い出しました。
そこはイタリア人の旦那と日本人の奥さんがやっている本屋だったけど、日本語の本を持っていくと3冊で1冊の日本語の本と交換してくれるというシステムで、よく利用していました。
あの時に池波正太郎やら藤沢周平山本周五郎を読んだなぁ。


その辺読みつくしたあとは、内田康夫なんかも読んだけど…。